Monster選手にインタビュー「飽きずに続けられたのが『BLAZBLUE』」

Monster インタビュー

熊本を拠点に活動しているesportsチーム『LeGaime(ルゲイム)熊本』のMonster選手と直接お会いしてインタビューしてきました。

『BLAZBLUE』をメインとして活動しているプロの格闘ゲーマーです。

  • 初めてやった格闘ゲーム
  • 数ある格闘ゲームから『BLAZBLUE』を選んだ理由
  • キャラクターを選ぶ基準
  • LeGaime熊本に入った経緯
  • 相手の動きを知るためにしてきた練習
  • 大会前の食事について

上記の内容を知ることができたインタビューですので、1つでも気になることがあれば是非ご覧ください。

LeGaime熊本について

LeGaime熊本
熊本を拠点に、日本、そして世界的に活躍できるプレーヤー創出とesports普及を目指す、熊本発esportsチームです。

再春館システム株式会社が、熊本県を活動拠点とするesportsチーム『LeGaime熊本』を2017年秋より発足しました。

週末には熊本でesportsの交流イベントや大会を積極的に行っており、地元での活動が盛んなesportsチームです。

公式サイト:LeGaime熊本 Official Website
Twitter:@LeGaimeKumamoto

LeGaime熊本のMonster選手インタビュー

格闘ゲームだけではなく幅広いジャンルのゲームプレイ経験を持つ

――本日はよろしくお願いします。
現在、プロ格闘ゲーマーとしてご活躍されていますが、好きなゲームのジャンルの広さに驚きました。
私がまず選手プロフィールを見て目が行ったのが「好きなゲーム」の箇所だったんですよ。
『サガフロンティア』『バイオハザード』『龍が如く』『CLANNAD』どれも名作ですが、プロゲーマーの方って1つのジャンルを極めて遊んでいるという印象が強かったので驚きました。

Monster選手 僕が元々ゲームが好きで、子どもの頃から色々なゲームをやっていました。

――私もMonster選手がプロフィールに書かれていた作品は全部やっています!

Monster選手 そうなんですね(笑)
『サガフロンティア』が一番遊びましたね。
音楽が良いんですよ!
イトケン(ゲームミュージックを作曲する伊藤 賢治さんの愛称)が凄いです。

――わかります!名曲ばかりですよね。

Monster選手 それで中学生にあがった頃にいわゆるギャルゲーをやり始めました。
FPSとかもやっているんですけど、プロフィールには全部書いているわけではないですね。

初めて泣いたゲームは『CLANNAD』

――『CLANNAD』は感動しますよね。

Monster選手 初めて泣いたゲームですね(笑)
ゲームで泣いたことなかったので。

――泣きゲーの代名詞的タイトルですからね。
最近されているゲームはなんですか?

Monster選手 最近は『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をやっていますね。

――大人気タイトルですね!
ここまでの話でMonster選手のゲーム好きが、早速分かってきました(笑)
ゲームをやるきっかけは家にゲーム機が揃っていたからですか?

Monster選手 そうですね。
家にゲームが沢山ありました。
家の横がGEOだったので、よく買いに行ってました(笑)

――なるほど(笑)
初めて遊んだゲームは何でしたか?

Monster選手 ゲームボーイのポケモンのピカチュウ版ですね。

――私はポケモン赤を発売日に買ったので、ピカチュウ版というところにジェネレーションギャップを感じました(笑)

初めてプレイした格闘ゲームは『餓狼伝説スペシャル』

――では初めて遊んだ格闘ゲームは何でしたか?

Monster選手 『餓狼伝説スペシャル』ですね。
小学生の頃にやっていたのを今でも鮮明に覚えています。
中学生の頃から『BLAZBLUE』をやり始めて、今に至るという感じですね。

他の格闘ゲームと比べて飽きずに続けられたのが『BLAZBLUE』

――『BLAZBLUE』をメインで活動されていますが、他の格闘ゲームとの違いなどありましたか?

Monster選手 違いと言うか、僕にとって『BLAZBLUE』は飽きずに続けられたので自分にあっているタイトルなんだと思いました。
色んな格闘ゲームも触ったんですけど、一か月くらいで『BLAZBLUE』に戻ってきたのでやっぱり自分にあっていたんだと思います。

――自分にあっていないと飽きずに続けられませんからね。
Monster選手との相性が良かったのが『BLAZBLUE』だったんですね。

バランスの良いスタンダードキャラを選ぶ

――格闘ゲームをする際にキャラクターを選ぶ基準はどのようなところにありますか?

Monster選手 まずは主人公キャラを使っていましたね。
主人公キャラはスタンダードキャラと言われているじゃないですか。
バランスが良かったり技も色々使えたり、堅実に勝つことができたんですよ。
なので『BLAZBLUE』ではラグナを10年くらい使ってますね。

――確かにスタンダードなキャラクターは、誰でも操作しやすいですからね。
『BLAZBLUE』も他の格闘ゲーム同様にバージョンアップして様々なタイトルがでていますが、シリーズが変わることで苦労している点などありますか?

Monster選手 あんまり苦労したことはないですね。
『BLAZBLUE』のトレーニングモードを何時間もやっているので、少し変わるくらいでは特に影響はありません。

――普段からトレーニングしている時間が長いから、少しの変化なら対応することにあまり苦労はされなかったんですね。

稼ぐよりも楽しもうという思いでプレイをしている

――プロゲーマーとして稼いでいこうと思ったタイミングなどありますか?

Monster選手 元々そんなに稼ごうと思ってやっていないですね。
自分の中では、稼ぐというよりも楽しんでプレイしたいと考えています。
楽しんでプレイしている方が、モチベーションも上がって勝てることが多いですね。

――幼い頃からゲームを遊び続けていたから、楽しんでプレイするというスタイルは変わらないんですね。

LeGaime熊本に入ることになった経緯は推薦

――現在プロとして活動されていますが、LeGaime熊本に入ることになった経緯を教えてください。

Monster選手 LeGaime熊本のマネージャーである中嶋さん(@ttg_gerosyabu)の推薦ですね。

――推薦ということは、どこかの大会などでMonster選手のプレイが評価されたタイミングがあったんですか?

Monster選手 LeGaime熊本が地元からesportsを盛り上げようという話だったのですが、当時あまり選手がいなかったみたいなんです。
そこから『BLAZBLUE』で僕が九州で一番強いと言われていたので、それで誘われたんだと思います。

――成績を残していたことで名が知られていたのですね。

Monster選手 そうですね。
「BLAZBLUE CENTRALFICTION Braver’s Revel 2017」という全国大会で優勝したことがきっかけだと思います。

BBBR2017優勝

「BLAZBLUE CENTRALFICTION Braver’s Revel 2017」で優勝した時の1枚

LeGaime熊本に加入して大会に出る頻度や色々なゲームに触れる機会が増えた

――今までは個人で活動されていたと思いますが、LeGaime熊本に加入して変化したことなどありますか?

Monster選手 大会に出る頻度と色々なゲームを触る頻度が増えましたね。

――色々なゲームと言うと例えばどのようなゲームですか?

Monster選手 前は『BLAZBLUE』のみだったんですけど、チームに入ってesportsのイベントに参加する機会が増えたので、そこで『ストリートファイター』など他のゲームに触れる機会が増えました。

――なるほど。
イベントに参加することが増えたから、色々なゲームに触れる機会が増えたんですね。

人のクセを見て読み合いに勝つ

――大会やイベントに行くとプロの選手と対戦する機会が多いと思いますが、Monster選手が他の選手に負けない自分の強みはどのようなとこですか?

Monster選手 ここぞの読み合いに勝つんですよね。
大会の時の読み合いが強いのかなと自分の中で思います。

――読み合いが強いということは、相手選手の動きをしっかり観察しているということですか?

Monster選手 相手のクセとかを見ています。
キャラ対策よりも人のクセを見て試合ごとに対応できるようにしていますね。

――人のクセはそれこそ、人の数だけありますが短い対戦時間内で相手のクセを見つけられるというのはすごいですね!

複数のキャラを使うことで相手が何をしたいか感覚的に知ることができる

――『BLAZBLUE』で複数のキャラが使えるとプロフィールに書かれていましたが、どのくらいのキャラを実戦で使用するんですか?

Monster選手 今はイザナミがメインですね。
一応全キャラコンボくらいはできます。
あとは、20キャラくらいならまともに戦えますね。

――20キャラということは、それぞれキャラクターの個性があると思うので相当練習していますよね?

Monster選手 練習というよりは、相手がどういう気持ちで対戦しているんだろうということが知りたくて使ってます。
例えば、自分の苦手キャラがいたとして、そのキャラを使うことで対戦相手がどのような行動をしたいのか分かってくるんですよ。
対戦の時に「相手のキャラをもし自分が使っていたら何をするか」を考えると、相手がどういう行動をするのかイメージしやすいですね。

Monster

――自分自身と戦っている感覚なんですね。
確かにそれだと、複数のキャラクターを知っていると試合が有利になりますね。

大会前の食事はゼリー系とスポーツドリンクのみ

――大会前とか食事で気を付けていることなどありますか?

Monster選手 大会前はゼリー系とスポーツドリンクというのは決めてますね。
ご飯系は絶対に食べないです。

――ご飯系は絶対に食べないというのは、過去に大会前にご飯を食べてお腹を壊したとかですか?

Monster選手 お腹は壊していませんね。
本当かどうか分かりませんが、ご飯を食べると消化にエネルギーを使うと言うことを聞いてから、省エネ対策として食べていないです。

――なるほど。
試合に集中する為に食事を制限しているんですね。

「負けて覚える」ということを大切に

――今後esportsの大会はどんどん増えてきて、さらにesportsは身近なものになってくると思います。
この機会に格闘ゲームを始めてみよう!と思っている方々にアドバイスをお願いします。

Monster選手 まずはすぐに強くなれると思わないことです。
何度も負けて負けて負けて、そこから少しずつ強くなっていきます。
負けて覚えるということを大切にしてください。
あとは、自分が楽しいと思ってやり続けていけば絶対に強くなっていきます。

――「負けて覚える」「自分が楽しいと思うものはやり続けていけば強くなる」。
どちらもゲームを上達するためには欠かせないことですね。
本日はありがとうございました。

まとめ

Monster
Monster選手の強さはキャラクター対策だけではなく、対人戦で重要になってくる、人のクセまで読んで計算しているからこその強さなのだと言うことが分かりました。

また、インタビューが終わった後に、ゲームセンターでプレイするところを直接見る機会がありました。

普段なかなか、プロゲーマーがゲームセンターでプレイする姿をみることができないので貴重な時間でした。

やはり、手の動きや集中力は一般の人の動きとは明らかに違います。

ゲームセンターで練習することが多いそうなので、ゲームセンターで『BLAZBLUE』をプレイしていたらいつかマッチングするかもしれませんよ。

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