福岡学生FPSサークル「FUGaming」地域×学生のesports活動が成功した理由

FUGaming インタビュー

esports stationの拠点である、福岡ではesportsが熱い!
2018年9月26日には、福岡eスポーツ協会(@esports_fukuoka)が発足されました。

さらに、2019年には、EVOJAPAN2019の開催が決定しており、春には、福岡デザイン&テクノロジー専門学校から九州初のesports分野が開講されます。

福岡デザイン&テクノロジー専門学校の詳細は、2018年7月のオープンキャンパスの記事がありますので、こちらも併せてご覧ください。

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そこで、今回は、福岡学生FPSサークルのFUGamingさんの創設者である、miyaさんにインタビューしてきました。

50人を超えるメンバーが、大学の垣根を超えて如何にして、誕生したのか。
そして、FUGamingが目指しているビジョンとは?

福岡学生FPSサークルFUGamingの創設者に直撃インタビュー

――本日は、よろしくお願いします。
まずは、福岡学生FPSサークルの創設者であるmiyaさんが、何者なのか聞いても良いですか。

miya
miya

はい(笑)
miyaと申します。
現在は、福岡の大学に通っている3年生です。
普段は、Rainbow Six Siegeばっかりやっていますね。
ランクは、プラチナ3です。
あと、最近は、Call of Duty: Black Ops 4をやっています。

――Rainbow Six Siegeは、PC版をプレイされてるんですか。

miya
miya

――そうですね。
元々、PS4でやっていたんですけど、今年(2018年)の6月辺りにパソコンを買いました。

――PS4版とPC版の違いについて、どう感じましたか。

miya
miya

自分は、PC版が快適ですね。
PS4だと、どうしてもコントローラの配置とかで、動きが厳しいところがありました。

FUGamingの活動内容について

――やはり、キーボードやマウスで操作できるので、PC版の方が快適になってきますよね。
では、FUGamingとは、どのようなサークルなのか教えて下さい。

miya
miya
基本は、FPSのタイトルを中心に活動しています。
FortniteやPUBGなどもやっていますが、一番活発なのは、Rainbow Six Siegeですね。

活動内容としては、大きく2つあります。
1つ目は、オンラインでの活動です。
週に2日、固定日を決めて活動しています。
サークルのメンバーも、フレンドと遊びたい日があると思うので、
サークルに縛られないように、固定日を決めて、その日は、できるだけサークルを優先してほしいという形でやっています。

――確かに、サークル活動が中心になって、元々のフレンドと遊べなくなるのは、辛いですからね。
固定日を決めて、その日はサークルの日として活動に専念できるのは、とても良いことだと思います。

miya
miya

そうなんです。
楽しくないと、サークルの意味がないと思っています。
2つ目は、オフラインでの活動です。
月に1度を目安に6月頃から、e-Sports専門ネットカフェ『SG.LAN』をお借りしてやっています。
Sengoku Gaming」さん(@Sengoku_Gaming)さんが、SNSで情報を告知をしてくれるなど、FUGamingのサークルとしての活動の認知度が上がりました。

――おお!
「Sengoku Gaming」さんの協力は、とても心強いですね。

miya
miya

普段から、Rainbow Six Siegeやっていて、「FUGamingですか?」と聞かれることもあります。
それくらい認知度が上がっているのだと、実感しましたね。

――それは、かなり影響力がありますね。

miya
miya

オフライン活動の目的としては、最初はサークル内の親睦を深めることがきっかけで始まりました。
やはり、オンライン上でSNSなどで募集して集まったメンバーなので、最初のうちは、どんな人たちなのかわからなくて。
そこで、いったんどこかのタイミングで、顔合わせしようということになりました。

――直接会うことは、コミュケーション取る上でも、非常に大事ですからね。

miya
miya

そうですね。
1回目が好評だったので、定期的にできたら良いよねって話になり、今のように毎月やるようになりました。

サークルを立ち上げたきっかけは、遊ぶメンバーを増やしたかったから

――定期的に、交流ができるのは良いですね。
現在は、福岡のesportsサークルとして、とても大きい存在になっていますが、FUGamingを立ち上げたのは、どのようなきっかけがあったのですか。

miya
miya

実はですね。
最初はesportsを盛り上げようとかは、考えていませんでした。
自分がゲームを遊ぶときに、いつも遊ぶメンバーしかいなくて、他にも遊べる人を増やしたいなぁって思って、それくらいのゆるい感じで作りました(笑)
そうしたら、思ったより反響がありまして、現在に至る・・・という感じですね。

――立ち上げた本人が、想像していなかった結果になったのですね(笑)
でも、思いつきだけでは、なかなか行動できないと思うので、かなりすごいことだと思いますよ。

miya
miya

立ち上げる前に、大学の教授に色々相談しました。
そうしたら、「サークルとか作ってみたら?」って言われて、背中を押してくれました。

――そうだったんですね!
教授はゲームなどに詳しい方なのですか。

miya
miya

はい。
福岡大学が「クリエイティブ・マネジメント・プログラム」というものをやっていて、そこの教授に相談しました。
その勢いで、まずはTwitterのアカウントを作りました。
そこのツイートを教授がリツイートしてくれたことから、FUGamingのフォロワーが増えていきましたね。

ゲームの特性を活かした、広域的なサークル活動へ

――教授の助言がなければ、FUGamingはなかったかもしれないんですね。
心強い人がいると、行動も起こしやすいですからね。
しかし、FUGamingはなぜ、大学のサークルとして立ち上げなかったのですか。

miya
miya

最初は、大学でのサークルにしようと思っていました。
そしたら、他の大学の人からも声かけが結構多かったんですよ。
ゲームという特性的に、集まらなくても活動できるじゃないですか。
だから特に、1つの大学に絞る必要はないかなっと思い、今のようなインカレサークルになりました。

――なるほど。
確かに、ゲームの特性を活かしていますね。
ちなみに、どこの大学の方たちが、FUGamingに所属しているんですか。

miya
miya

西南学院大学、九州産業大学、福岡大学、九州大学ですね。

――福岡の有名大学が集結していますね。
現状は、サークルには何名の方が所属しているのですか。

miya
miya

現状は、56名(2018年11月9日時点)です。

――大きな組織になってますね。
FUGamingの人数は、どのように増えていきましたか。

miya
miya

最初は勢い良く人が増えたのですが、その後は、じわじわと増えていきました。

――口コミとかで増えたのですか。

miya
miya

そうですね。
主にTwitterです。
あとは、イベントの告知で知って、連絡してくれた方が多かったですね。
今年(2018年)の9月辺りから、高校生も加入させていいのではないか、という意見がでて、
学生という範囲以内なら管理ができるかなっと思って、17歳以上の学生を受け入れるようになって、
そこから、高校生もじわじわ増えてきました。

外部との連携などが増えた

――大学から高校まで、サークルがさらに拡大したのですね。
FUGamingを立ち上げて、現在まで人数が増えてきているわけですが、活動していくなかで、苦労したことなどありますか。

miya
miya

部長という経験がなかったので最初はとにかく、手探りでやっていました。
インカレということで、自分たちで全てやらないといけないので、大変でした。
あと、管理には、苦労しましたね。

――確かに、経験のない事をやるのは、大変ですからね。
しかも、それだけ人が増えてくると、管理をしていくのは、慣れていないと苦労しますよね。

miya
miya

あとは、外部の方との連携や、かかわり方が大変でした。
このような活動をしていると、esportsに興味がある方からの、連絡が増えました。

――ああ、まさにesports stationも、その1つですね(笑)

miya
miya

そうですね(笑)
そういう時に、外部の方との対応の仕方が分からなかったので、大学の教授に相談しました。

気づいたら、福岡のesportsを盛り上げる中の一員になっていた

――サークル活動をしていて、外部の方との対応というのは、あまりないですからね。
先ほども、言いましたが、相談できる方がいるのは心強いですね。
FUGamingを立ち上げた時は、esportsに興味があったわけではなかった、ということですが、
活動を続けていくうえで、esportsを意識したタイミングがあると思います。
どのあたりで、esportsを意識しましたか。

miya
miya

FUGamingの認知が広がり始めて、そこから、esports関係者から連絡が増えてきた時ですかね。
その時に、福岡のesportsを盛り上げる中の一員なんだなと、自覚しました。

大会に参加することに意味がある

――なるほど。
自然の流れで、esports活動になってきたのですね。
実際に大会なども参加されてますよね。

miya
miya

はい。
PC版のRainbow Six Siegeは、結構、大会に参加しています。
結果はまだ、あまり残せていないですけど。
大会に参加することに意味があると思っています。
大会に参加することで、サークルの宣伝になるので。
ですので、積極的に大会には、でるようにしています。

プロゲーミングチームとの距離が近くなった

――「参加することに意味がある」
大切なことですね。
サークル活動をするようになって、変化したことなどありますか。

miya
miya

プロゲーミングチームの方に、FUGamingのことを知っていただいていることですね。
特に、「Sengoku Gaming」さんとの関りが結構増えてきて、プロゲーミングチームとの関りが、サークル活動する以前と比べて、近しいものになったのではないかと思います。
そこから、プロの方とも一緒にゲームをする機会が増えました。
もしも、いまのようなサークル活動をしていなかったら、ただの1ユーザーだったと思います。
サークル活動をしていることで、組織として活動しているという認識をしていただけていることは、大きな変化ですね。

「Sengoku Gaming」など福岡という地域の環境に恵まれた

――それは大きい変化ですね。
なかなか、プロの方と一緒にゲームはできませんからね。
福岡に「Sengoku Gaming」さんという強力なチームがあったということが、サークル活動していくうえで、大きな影響を与えたのですね。

miya
miya

それは、かなり大きいですね。
esports活動する為の、環境が整っていたので、FUGamingは恵まれていると思います。
また、『SG.LAN』があることで、イベントを開くにも、とても適しているような環境だったり、「Sengoku Gaming」さんという、とても強いチームがあったりなど、本当に環境が整った状態で、活動することができています。
他の大学のサークルを見ていると、改めて、自分たちは環境に恵まれていたのだと思いました。

大学公認のサークルへの道のり

――福岡は、esports活動をする為の環境が整っていますね。
サークル活動することで、環境が整っているか、いないかで、だいぶモチベーションも変化してきますからね。
大学としてのサークルも考えているのですか。

miya
miya

考えています。
大学公認のサークルを作りたいと思っています。
やはり、大学公認になると、補助金がでたり、大学の名前があるので、より活動範囲が広がります。
しかし、大学から、サークルとして認めてもらう為に、結構段階を踏まないといけなくて、4、5年先になるかと思います。
補助金貰って活動するには、まだ先になりますね。
これからのesportsの発展を考えると、今から作っておくべきだと思いました。

――大学から公認される為には、時間がかかるのですね。
確かに、そのことを考えると、今から作っておいた方が良いですね。
大学に対して、サークル活動をする為の要望などは、ありますか。

miya
miya

そうですね。
福岡大学は、ゲームのコースが最近できたこともあり、ゲームに理解のある教授がいるので、esportsに関しては、環境が良いと思います。
ですので、サークル活動をする為の環境には恵まれていますね。

――それは素晴らしいですね!
これから、サークルを作ろうとしている方々へアドバイスなどありますか。

miya
miya

Twitterをフル活用することをオススメします。
ゲームをやっているユーザー層には、Twitterとの相性が良いと思います。
あとは、とりあえず作ってみることが、大事だと思います。
上手くいかなかったときは、またやり直せばいいので、まずは作ってみることですね。
自分は、周りと環境に助けられたので、本当に良かったと思っています。
いまは、esportsの話題も広がっているので、需要もあると思います。
だから、作るなら今がチャンスなのではないでしょうか。
地元のesports関連の方々に相談すると、手伝ってくれるかもしれません。

esportsに参加する為の入り口になる存在へ

――まずは、いま作ること。
そして、地域の団体などに協力してもらうこと。
esports関連の団体は増えてきているので、声をかけてみることは大事ですね。
では、最後に、FUGamingさんの今後の目標を教えて下さい。

miya
miya

福岡のesportsを盛り上げる為に、学生など若い人たちにとって良い刺激になってくれたらと思っています。
esportsに参加する為の入り口になってくれればと思います。

――esportsに参加する為の入り口というのは、とても良いですね!
これからのFUGamingさんの活動に注目しています。

まとめ

今回のインタビューを通して、esports活動する為には、「地域の力」「esportsを理解してくれる大人」がとても大切だということが、改めて分かりました。

esportsをこれから、さらに盛り上げる為には、これからのesportsの中心となる若い人の力がキーポイントになっていきます。
それぞれに地方の特性を活かし、学生達がesports活動しやすい環境が、日本全国で広がっていけば、esportsは、より身近な存在になるのではないでしょうか。

FUGamingさんの活動において、大きな影響を与えている「Sengoku Gaming」のインタビュー記事も併せてご覧ください。

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