『PUBG』世界大会ではFPPが主流に!FPPとTPPの違いとは

FPPとTPPの違いとは コラム

みなさん、こんにちは。

世界中の強豪が集まって開催されたPUBG Global Invitational 2018(以下:PGI)はご覧になったでしょうか。

ハイレベルな試合はもちろん、ド派手な演出にも驚いた人も多かったかと思います。

そして何より、賞金の規模が総額200万ドル(約2億円)と、デカい。

その賞金はTPPモードとFPPモード、それぞれの上位入賞チームに贈られました。

モードで賞金が分けられていることもあり、どちらのモードも大いに盛り上がりました。

世界的にFPPが主流となっている中で、海外勢のTPPモードを見ることができたのは、とても新鮮でしたし、安定の強さを誇っていた気がします。

さて、今回はFPPモードとTPPモードの違いについて書いていこうと思います。

世界大会でFPPが主流に

先日行われたPGIでは、各国・各地域の予選を勝ち抜いた強豪チームが、賞金総額200万ドル(約2億円)を争い、全日程で熾烈な争いが繰り広げられました。

賞金の懸かった試合は、4日間にわたって行われ、TPPモードとFPPモード、それぞれ2日間に分けて行われ、各日4試合が行われました。

順位はPJSのようにFPPモードとTPPモードの合計で決まるのではなく、それぞれ別々で順位が決まるようなレギュレーションで行われました。

やはり、モードによってゲーム性が少なからず変わってきますし、世界的に見るとFPPモードが主流ということもあるので、モードで分けて賞金を設定したのも頷ける気がします。

と言うよりPUBGにおいて、最近はFPPが主流となっているので、TPPモードにもそれだけの賞金が設定されたのが驚きでした。

日本だけでなく、海外のPUBGの大会やスクリムを見てもFPPモードが多いですし、日本のようにTPPモードの試合数が多いのは、世界的には珍しいと言えます。

そういう“流行り”というのもありますし、今後、日本の大会もFPPが主流になってくるかもしれません。

そもそもFPPとTPPの違いは?

疑問
FPPとTPPの違いは、ズバリ視点の違いです。

それ以上でも、それ以下でもありません。

FPPは一人称視点TPPは三人称視点です。

FPSとして親しまれている、一人称視点のゲームといえば『Call of Duty』シリーズや『Battlefield』シリーズなどがありますし、三人称視点のゲームでは『Fortnit』や『スプラトゥーン』などが人気です。

視点が違うだけですが、立ち回りなどが大きく変わってくるだけ奥深い違いがあります。
 

FPPの特徴

PUBG
FPPの特徴は、自分のキャラクターの視点になるということです。

ですので、視界も自分のキャラクターが向いている方向だけに限られます

ただ、キャラクターになりきった視点ということで、TPPよりも強い没入感を得られます。

視界が自分のキャラクターの視点と同じということは、TPPのように体を動かさずに周りを見渡すことができません。

つまり、「敵が見えた」という状況では「自分も敵に見られているかも」ということを意識した立ち回りをしなければなりません。

 

TPPの特徴

PUBG
さて、TPPの特徴ですが、視点が自分を中心に回るところにあります。

この特徴を利用すると、自分の体を隠しながら敵の動きを視認することができます

例えば、家の中から自分の身を隠しながら外の様子を確認することができますし、傾斜を利用すれば敵に見られずとも敵の位置を確認できます。

一回倒されるとおしまいのPUBGでは、敵の位置をいち早く確認することが最重要ですから、三人称視点をうまく使うことで生存率を相当高めることができます。

TPPモードで「待ちが有利」と言われるのは、こういった特徴があるためとも言われています。

やはり「待ちが有利」だと競技性という面でFPPよりも劣ってしまいますし、激しい撃ち合いを期待している視聴者としても退屈になってしまうため、海外ではFPPのほうが人気なのでしょう。

TPPが上手くてもFPPでは勝てない理由

「TPPではドン勝を取れるのにFPPでは取れない・・・」

という方も少なからずいるのではないでしょうか。

なぜなのか考えてみると、とても単純で、視点に応じた立ち回りというのがあるのです。

TPPでは強ポジと言われるところでも、FPPでは同じように強ポジとして使えるとは言えません。

建物の中がその典型例で、TPPではこちらは隠れながら外の様子を確認できますが、FPPで外の様子を確認するためには自分の体を晒さなければなりません。

敵がいる建物に突入するときも、TPPでは視点を上手く動かして、敵の動きを見ることができますが、FPPではそうすることはできません。

こういった視点の使い方の違いが、立ち回りに大きく影響してきますし、モードによって立ち回りを変えなければ、勝率はなかなか上がらないというわけです。

奥深いものです。

ただ、一つ言えるのは、索敵はTPPのほうが断然ラクですので、FPPでは多少大胆に動いても撃ち勝てたりすることがあります。

そういった大胆さを出せるのもFPPの楽しみ方の一つかもしれません。

日本におけるFPP


日本のチームはよく、「FPPは弱い」などと言われる場面が見受けられますが、先日の「PGI」の結果だけを見ると必ずしもそうとは言えないようです。

FPPモードが導入されてからしばらく経ちますし、「PUBG Japan Series βリーグ」ではFPPモードも取り入れられたので、FPPの対策もなされているようです。

しかし、世界的に見ると、日本におけるFPPモードのウェイトは軽く、βリーグでは各日3試合のうちFPPモードは、1試合しか行われていません

それに対して、EU代表の「PGI」出場チームを決める予選では、全試合がFPPモードで行われました

また、JPサーバーではFPPモードが導入されていないこともあり、日本におけるFPPモードの普及というのは、海外よりは遅れているのかもしれません。

しかし、どちらのモードが優れている、というわけではありません。

自分がより楽しめるモードを選べば良いのです。

ただ、FPPがメインであるという世界的な事情から鑑みると、日本のチームが世界大会で活躍するには、FPPに対する意識を変える必要があるのかもしれません。

しかし、2018年8月20日には「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」の開催が発表され、ルールも「PGI」のルールを参考に見直されるとの発表がありました

今後FPPに慣れるためには?

今後
どんなゲームもそうですが、そのモードに慣れるには、とにかくやり込むことが必要です。

ただ、JPサーバーではFPPモードが実装されていないので、日本人からすると少し不便な気がします。

そうなると、まずは国内でFPPの人気に火が付いてくれないと実装されそうにありません。

やはり、国内の大会としてFPPが採用されて盛り上がる必要があるのではないでしょうか。

最近は「DONCUP」でもFPPが採用されているようですし、今後開催されるであろうPJSの新リーグでもFPPの試合数が多くなってくれることに期待です。

一般プレイヤーとしては、まずはASサーバーでFPPをプレイするしかないようです。

また、ドン勝を目指すとなると、FPPに適した立ち回りを意識してやり込む必要があるでしょう。

まとめ

日本ではまだまだ人気とは言えないFPPモードですが、先日の「PGI」などを見てモチベーションが上がった人も多くいるのではないでしょうか。

FPPは純粋な撃ち合いが楽しめるモードですし、TPPとは違った緊張感があるモードなので、また新しい楽しみ方もできます。

ただ、JPサーバーではFPPモードが実装されていないので、しばらくはASサーバーなどにお邪魔する必要があるでしょう。

JPサーバーでのFPP実装のためにも、国内の大会でより多くのFPPの試合が行われ、人気が出てくれることを期待しましょう。

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