韓国はなぜesports先進国になったのか?日本と韓国の違いとは

日本と韓国の違いとは コラム

今、日本でも話題のesports。
お隣の国、韓国は世界的にもesports大国として認められている。

そんな韓国におけるesport事情を今回は紹介しようと思う。
 

韓国のesports成績

戦績
韓国は世界的なesportsの大会における獲得賞金ランキングで、韓国は1999年頃から既に上位に食い込んでおり、esportで先行していた欧米諸国に対し、中国と共に上位の座を奪い合っていた。

2015年に開催された「League of Legends」の世界大会では、決勝戦が韓国のチーム同士で行われるなど、その実力はもはや世界トップレベルだ。

上位チームには韓国人選手が1名以上在籍することが多く、海外のesports業界では韓国人選手が何名いるのかで勝敗が決まるというジョークがあるほどらしい。
 

韓国のネットゲームの環境

パソコン
この韓国のesportsの強さの要因の一つとして、日本とはまるで異なるゲーム環境の文化がある。

インターネットに接続してプレイするゲーム環境は、まるで日本とは異なる文化で構築されていった。

韓国は、国策として高速インターネット回線の普及を潤沢な資金を投じて実現させた。

日本と異なり、集合住宅が多く、回線の普及を手伝った。

また、インターネット回線契約の出来ない低所得者向けに国が支援するなど、全力を注いでインフラ整備を行った。

その結果、今では韓国のインターネット平均速度と光ファイバー比率は世界一となり、オンラインゲームに必要な高速インターネット回線の設備を整えることに成功した。
 

韓国のゲーマーの人口は日本の2倍

比較
韓国は日本の半分ほどの人口の国ではあるものの、ゲームプレイヤーの人口は豊富だ。
ある調査では、「ゲームに接している」と回答した人は韓国では61.8%と、日本の倍となったそうだ。

それほど、一般人にもゲームというものが深く浸透しているのだろう。
 

日本とは観戦環境が違う

観戦
韓国はまごうこと無く、日本に比べesports先進国である。
まず、国民のesportsへの関心の度合いからして違うのだ。

韓国にはesports専門のTV局「OGN」が存在し、そこにはesportsスタジアムがいくつも入っている。
ここで連日esportsの試合が行われ、それを観戦できるようになっている。

そして、その模様をテレビで配信するのだ。

既に韓国では、esportsを一般のスポーツとして国民が認識しており、テレビやインターネットでの配信を通して観戦するのが当たり前になっている。

さらに、最近ではスタジアムでの観戦の有料化も導入しており、野球やサッカーのようなメジャースポーツのように、お金を払って見るスポーツとして定着してきている。

日本のネットカフェとの歴然とした違い

ネカフェ
世界でインターネットゲームが日本に先駆け、欧米で始まった頃、当時の情勢から日本のゲームの輸入が禁じられていた韓国では、日本のようなコンシューマゲームが発展することがなく、ゲームをする端末としてPCしか選択肢がなかったのだ。

韓国で、PCでのオンラインゲームをプレイする文化が生まれたキッカケと言えるだろう。

しかし、当時はまだPCは現在のように普及していたわけではなく、ここで気軽にPCが利用できるインターネットカフェが1990年代に登場。
高速インターネット回線を通して、ゲームプレイをする施設として発展していった。

現在ではインターネットカフェの店舗数は、日本に比べて10倍近い数となっている。

韓国のプロゲーマーはアイドル並みの人気

アイドル
日本でも羽生結弦選手のようなスポーツ選手は、女性からアイドル並みの人気を誇っているが、韓国ではまさにプロゲーマーがそのような存在だと言えるだろう。

何故なら、韓国におけるプロゲーマーのファン層の9割は、女性ファンとなっているからだ。

観客の半数以上を女性が占めているため、韓国国内のesportsの試合会場では黄色い声援が飛び交っていおり、まるで日本のアイドルコンサートのように、応援グッズを身にまとった女性ファンが、選手たちを熱く応援している。

韓国のプロゲーマー驚きの年収

賞金
昨今の世界的なesportsの盛り上がりを受けて、多くの韓国トップ選手が高額な賞金の大会で成績を残し、億超えの年収を叩き出している。

これを受けて、韓国のプロゲーマーの平均年収は遂に1千万円を突破した。

数多くのプロゲーマーを抱えている中で、この平均は凄い数字と言えるだろう。

一方、日本ではトップ選手が億超えを果たせないでいるため、平均年収は400万ほどにとどまっている。

これは、日本人選手が得意とする格闘ゲームが世界的に賞金額が少ないことと国内の大会の賞金額が低いことが要因だ。

まとめ

隣国である韓国のesportsを取り巻く環境は、日本にはまだまだ足りないものが多い。
日本ではゲーム文化が、海外とは異なる形で育っていったため興味深い内容だと感じた。

現在はPCゲームがメインのesportsだが、これからはスマートフォンやコンシューマゲームの立ち位置も変わってくるかもしれない。

やっと日本でも盛り上がりを見せ始めたesportsにこれからも目が離せない。

コメント